maru ヘタクソ四コマ日記

五十路maru の日常のヘタクソ四コマ日記

脳出血になった話。①

私は以前、脳出血になった事がある。

後遺症が残るほどの出血ではなかった為、手術まではしなかった。

入院中、手のリハビリを兼ねてこの時のことを書きとめたものがある。

この事は我が家にとって大きな出来事だったので

それを元にここに残しておこうと思う。

 

その日は朝からカシラのスマホの手続きに付き合いがてらぶらぶら買い物に出かけた。

カシラが手続きをしている間、私はまず無印へ行きワゴンセールの品を見る。

その中にカーテンがあり、そうだ丁度子供部屋のカーテンが湿気で

カビてしまっているから新調しよう、と真っ白の透けないカーテンを選ぶ。

その他気になっていたものを買い足し、カシラの様子を見に行く。

もう2時間経っていたがまだかかる様子。

その後近くのカルディへ行き、じっくりくまなく見て回る。

調味料や缶詰めなどを気になっていたものを買い込んで再度カシラの元へ。

どうやら手こずっている様子。一度車に戻って飲み物を買って車中で休憩。

そうこうしているうちにカシラが手続きを終えて戻ってきた。

少し怒っている様子。

担当した店員さんが若い女の子で新米らしく、言葉遣いがあまりよろしくなく

やることなすこと時間がかかったらしい。

仕方ない、新米さんだし大目に見るべきだが、ここはこれ以上機嫌が悪くなってもと思い

笑い話になるよう話をして美味しいものでも買って帰ろうと持ちかける。

そんなこんなで家に着いたのは夕方遅くになってしまった。

昼抜きの腹ぺらしだった私達は、慌ただしく買ってきたものをテーブルに並べ

子供達にも自由に食べてねと言いつつ先に食べることに。

が、座った途端、何かがおかしい。箸を持つ手が重く、頭もどんどんもたれていく。

座っていることもできないほど普通ではない。

痛みがあるというより深い水中に沈んで行く感じだ。

私は具合が悪いので横になると言ってそのまま寝てしまう。

後から子供達に聞いたが、この時ママは言っている事がおかしかったと。

一日普通に過ごして全く体調も普段通りだったのに

脳出血は突然起こった。

まだこの段階では家族も私自身も事の重大さに全く気付いていなかった。