チェックインを済ませて、部屋にある作務衣の他に
ロビーでは色とりどりの浴衣の中から好きなものを選べる。
それから温泉饅頭やお煎餅、豆菓子など好きなものを選んで
部屋に持ち帰る事ができる。「三つまでお取りください」とあるが
子供が山のように袋に入れているのを見かける。
「仕方ないなぁ」と呟きながら四ついただく。
部屋に入ると登山鉄道と強羅の山々の景色が広がる。
ここの宿は全室露天風呂付きだが、部屋の露天は温泉ではない。
私が一度入るだけで娘たちは入らなかった。
ただ大文字焼の大の字がよく見える。
大文字焼の日にはこの露天風呂に入りながら赤々と浮かび上がる大の字と共に
花火が打ち上げられる様子が見れるのだろう。
5時30分からの夕食前に温泉へ向かう。
途中外廊下を歩くのだがそこがまた雰囲気があって良い。
お風呂はそれほど広くはないが大浴場、露天、サウナなどあり。
サウナは「お二人まで」と書いてあって、イッコとニコが入っていたが
途中おばさま二人が「大丈夫大丈夫」と謎の自信満々で入ってこられ
四人で仲良くぎゅうぎゅうで温度も上昇しそうな中、入っていたらしい。
温泉から上がると無料のヤクルトを飲みアイスキャンディーを食べながら
外のベンチで涼んで夕食にそなえる。
温泉でだいぶお腹の準備が仕上がり楽しみに向かう。
各々好きな飲み物を頼んで、今回の目的「ニコの就職祝い、サンコの進学祝い」の乾杯。
中々の盛り沢山具合でまたもや満腹。
「残しは悪だ」という考えの我が家は助け合って食べる。
少食のサンコはよくぞ頑張った!という程食べていた。
もちろんどれもこれも美味しかったからだ。
この時点で7時。10時からの無料の夜鳴きラーメンを食べられるのか!