maru ヘタクソ四コマ日記

五十路maru の日常のヘタクソ四コマ日記

絵の具の水入れの思い出

今は何でも学校から販売されているものを使うのかな。

私の小学生の頃は家で作って行った。

職人気質の父親は娘にこう頼まれて「よしきた!」とばかりに

気合を入れてこの水入れを作ってくれたのだろう。

それはそれは真っ赤で頑丈で持ち手までついていて使いやすいだろう物だった。

なのに私は気まずく恥ずかしい思いでいっぱいだった。

どうして小躍りする様に喜ばなかったのだろう。

自分も親になって気付くあの時の父親の思い。

今でもあの赤く塗られた缶は忘れられない。